ところが、一瞬の隙をついて開始３分で獲得したばかりのボルシッチが頭で決めて先制。更に８分にも、同じくボルシッチがゴール前の混戦からシュートを決めて２点目。あっという間の2点だった。しかし、これで舞い上がってしまったのか、前半２７分にはタンロ、折り返し直前の４４分にはヘアリッヒにゴールを決められ、結局前半は２−２で折り返した。

後半になってからは、当初の戦法に戻してじっくりパスを繋ぐようにしたが、勢いはドルトムント。何回か危険なシーンもあったがなんとか凌ぎきる。そして間も無く終了の84分、右からのコーナーをハッゼが蹴り、ライナー性の弾道だったがミナンダが頭でチョンと合わせて決勝ゴール。そのまま逃げ切り辛くも３連勝。疲れた試合だった。 やはり、あっという間のゴールでペースを崩してしまった。調子にのってカウンターをくらうこともしばしばで、役者の揃っているドルトムントだと簡単には勝たせてくれない。逆に、良い教訓になった試合だった。(^^;;;

今回は最後まで退場者がいなかった。しかもファールは０。シュートもそこそこ打っている。流れがだいぶ出来てきたようだ。動きにも慣れてきたので、パスカットや１対１でもそれなりに対応出来るようになってきたのだ。しかし、だからといって喜んでばかりはいられない。得点できないことには引き分けられても勝てないのだから。しかし、劇的なフィナーレが待っていた。

試合終了間際、時間がないのでカウンター気味に敵陣へ。右サイドに一旦預け、パスで中央へ戻しハッゼがシュート。しかし、キーパーのパンチングで「ダメか！」と思った次の瞬間、カストロが詰めていてそのままこぼれ玉を押し込んで決勝点！！際どい勝利だが、勝ちは勝ち。これでまた、ちょっとだけ自信がついた。(笑)

後半戦に入って間も無く、左サイドからのロビングをカストロが頭で決めて先制。その後も、ヘッドでクリアしたボールをミドルシュートという形にも何回かなったが、枠外にいってしまい追加点はならず。バックも機能したので、決定的という程のピンチもなく終えられた。

なお、この試合からボルシッチ＠クロアチアを獲得し得点力ＵＰを計っている。

試合の方はスコアレスでドロー。が、ホームでのインテル戦を思えば、ゲームのフィーリングもだいぶつかめてきた分、勝ちにも等しい内容だったと思う。特に前半はキープ率も高く、殆ど敵陣地での奪い合いになっていたくらいだ。

ただ、今日初めてわかったことは、スタミナ面での問題もあるということだ。７５分を過ぎたあたりから走り負けしたり、プレスが弱く抜かれたりすることが目立ったからだ。それらを防ぐ為にも、少ないチャンスを活かすようにしなければならないなぁ…。